カテゴリ:ノンジャンル/2007年10月07日 Posted by yuikobo
なーつのおーわーりぃー・・・という歌が聞こえてきそうな風景です。力尽きた蝉が木の陰で一生を終えようとしています。蝉の人生は、「はかないもの」の例えとして話されますが、実は土の中で長く生きているのでした。下積みが長い華やかな世界の大スターのようです。ひとしきり鳴いて鳴いて夏を盛り上げて、独り寂しく死んでいく。情緒的で日本人の心の美意識に響いてきます。「人生散り際が肝心」とは誰が考えた言葉なのでしょう。

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