ナショナルトラストカテゴリ:ノンジャンル/2006年03月17日 Posted by yuikobo
産業革命時代に英国で発祥したナショナルトラストという法律があります。産業革命によって市民の財産である環境(自然・文化的建造物)を破壊されぬよう、市民がそれを購入し守って行く活動です。そういえば、ロンドンには近隣の人専用の共同公園があると聞いた覚えがあります。家だけではなく環境を重視しているのです(特に集合住宅が多いので)。日本はその点においては恥ずかしいことばかり。本日、砧区民センターで世田谷トラストフォーラムが開催されました。日本では鎌倉鶴岡八幡宮の裏地の開拓に反対した市民によって1964年初めてこの運動が始まったそうです。環境は御上には任せておけない・・・必死と感じました。新しいものばかり作っていないで「守る」こと、「失った物を取り戻す」ことも、今考えなくてはなりませんな。ゲストの方が「海岸にテトラポットがこんなにある国は他にない」とおっしゃった事、「野川は仙川みたいにしたくない。」と言ったボランティアの方の話、御上には任せておけないのです。

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