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ブランスリー電脳ちょっとだけ版
ベーカリーのイベント効果 [2010年8月号 特集]

蒸篭から蒸し上がったムシパンの出来具合を確認
ベーカリーの売上げの大半を占める固定客。新規オープン時や、売上げアップを図りたいときなどは、新たな固定客を獲得することが必要だ。
通常の営業と異なる「新たな店の顔」を見せるイベントを開催することは、集客を上げたり、店と客の交流を生む良い機会となるだろう。
店と客の距離感を縮めることができるイベントは、固定客を獲得するきっかけとなる。
今回の特集では、人気のイベントを開催している3店を紹介。

ミスタームシパン目白店
親子に人気のムシパン教室
 「お父さんにはチーズ、おばあちゃんには抹茶」と思い思いのムシパンを画用紙に描くのは、「チョコレートのムシパンが好き」な3歳のかんた君。ミスタームシパン目白店で、6月の平日午後2時から行われた「ムシパン教室」に、友人同士の2人の母親とそれぞれの子どもの親子が参加。
 「子どもは好き嫌いが激しいのですが、ここのムシパンは、気付いたらなくなってた、というくらいよく食べます(笑)。家で手作りしてあげようと、本を見て作ったのですが、うまくできなくて。今日は作り方をしっかり覚えて帰ります」(かんた君の母)
 6月から始めた同イベントは、今回で開催8回目。6月中の開催はほぼ予約で埋まってしまうという人気だ。
 「親子の参加が一番多い」と話すのは、ミスタームシパン社長の渡辺祐介さん。最も参加人数の多い3歳から小学生くらいの子どもでも、楽しんで作れるようにと、店のオリジナルを家庭向けにアレンジしたレシピにしている。
 トッピングは店頭の商品で使用しているものと同じ、30種類の具材から自由に選ぶ。
 「ジャムは下の方に敷いて、チョコは上にのせるといいよ」と、渡辺さんがポイントを絞ってアドバイス。ムシパンの生地自体がシンプルなので、具材の組み合わせだけでなく、具材をのせる位置によっても味が変わり、その違いが引き立つ。
 トッピングをして型に入れたら、蒸篭に入れて15分。蒸している間はムシパンを題材にした紙芝居やクイズを行う。ムシパンは親子で5個作る。蒸し上がると、うまくできたかの確認をしてから、1つずつ試食し、残りはお土産に持ち帰る。「蒸し上がったばかりのムシパンのおいしさに驚きました」(かんた君の母)

少人数で気軽に参加できる

 渡辺さんが初めてムシパン教室を開催したのは、開業して約1年経った頃。大阪市内の当時本店だった店舗で行った。店舗が狭かったため、近くの文化センターを借り、常連客を中心に30人近くが参加。参加者と同じく、渡辺さん自身も「楽しかった」と当時を振り返る。
 それから4年が経ち、再度ムシパン教室を開催することとなった。大阪から移って、本店となった目白店はバックヤードのスペースにゆとりがあるので、店が営業している間でも教室を開催できる。参加希望者が事前に予約をすれば、最少人数4人から開催が可能。こうした個人の都合に合わせられる点も、人気の秘訣だ。
 「料理は親子で楽しめます。特にムシパンは簡単に作れるので、ワークショップのような感覚で、気軽に参加してもらいたいですね」と渡辺さん。
 「一般の料理教室だと、親子で参加するのは難しい...(月刊ブランスリー2010年8月号へ続く)

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