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パン屋さんで、お客さんは、どんなことで嫌な思いをするか? - 当社実施アンケート
ジャンル:[解説]
投稿者:[J記者]
掲載日時:[2013/09/27 20:02:43]

 ブランスリー報道社は、 「パン屋さんで嫌な思いをしたら・・・」のテーマで、ネットアンケートを実施しました。 回答者に抽選で「パンセット」をプレゼントするという形で、ブランスリー報道社が運営するパンと菓子のショッピングモール、パン菓子・COM(http://pankashi.com/)の懸賞企画として、、9月1日から15日まで実施し、330人から有効回答を得ました。
 一番目の質問は、 「あなたは、パン屋さんで嫌な思いをすることはどれくらいありますか?」というもので、約22%の人が、「たまに」以上の頻度で、嫌な思いをしていることが分かりました。
 2番目の質問は、「あなたは、パン屋さんのレジで、販売員の対応が無愛想だったら、どうしますか? 該当するものをいくつでも選んでください」といもので、答えの選択肢は、「不愉快だが、我
慢する」「本人に直接注意する」「お店にクレームを言う」「友人・知人に話して、発散する」の4つ。
 結果は、「不愉快だが、我慢する」が231人(70%)、「友人・知人に話して、発散する」が90人(27%)、「お店にクレームを言う」が27人(8%)、「本人に直接注意する」が19人(6%)。
 この結果からわかることは、消費者は、不愉快なことがあっても、その場では、ぐっとこらえて、その溜まったストレスを、友人や知人に話して、解消する、という行動パターンが頻繁に起こっているということです。
 3つ目の質問は、 「あなたは、パン屋さんで、どんな嫌な思いをしましたか? また、その嫌な思いをどのように処理しましたか?」というもので、様々な回答が寄せられた。
 鹿児島県の53歳女性は、「他の客が連れてきた子供が、パンをさわりまくっていた。ハエがとんでいた。ハエについては、店員に言ったけど、子供については、店員も気づいていて黙っているようだったので言わなかった。結局そのパン屋では買いませんでした」と回答しました。
 岐阜県の44歳男性は、「今日のおすすめ商品を何度も何度もすすめられました。特に好きな商品ではなかったので、買わなかったのですが、がっかりした顔をされて、嫌な気分になりました」との回答を寄せてくれました。
 ベーカリーで客が嫌な思いをする原因は、接客についての事柄と、衛生管理についての事柄の2つに大きく集約されるようです。販売員が「いらっしゃいませ」を言わなかったり、無愛想だったり、横柄な態度だったりすると、当然お客さんは不愉快な気持ちになります。お客さんは自分が店に入ったときに、「いらっしゃいませ」の声がかかるかどうかについて、信じられないぐらい敏感だと思った方がいいでしょう。
 衛生面では、レジでパンを袋に詰めているときに不手際が起こり安いようです。レジスタッフの指や手が、少しでもパンに触れようものなら、その時点でアウトです。あとは、トレーやトングが汚れていたり、子供がパンに触ったりすることがあげられます。 怖いのは、ほとんどのお客さんは、嫌な思いをしても、その場では何も言わず、あとで、いろんな人にそのことを話して、ストレスを発散するということでしょう。
 知らない間に店の悪い評判が広まっているということも、ありえないことではないので、普段から接客態度や、衛生管理には十分気をつけたいものです。

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