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敷島製パンは3月1日、「宇治玉露シフォン」「宇治玉露蒸しパン」など「宇治玉露」シリーズ4品目を関東地区で発売した。いずれもオープン価格で、参考小売価格は税抜130円。4品目合計で月間売上1億円を見込んでいる。 「宇治玉露シフォン」は、宇治玉露を練り込んで焼き上げたシフォンケーキに、ホイップクリームを入れた商品。 「宇治玉露蒸しパン」は、宇治玉露を使用した蒸しパンとプレーンの蒸しパンを組み合わせ、小豆を散りばめた商品。 このほか、ビスケット生地に宇治玉露パウダーを練り込んで焼き上げ、宇治玉露入りのホイップクリームをはさんだ「宇治玉露メロンパン」、宇治玉露を入れたケーキ生地と小豆餡を絞って花の形に成形し、中央に栗の甘露煮をのせて焼き上げた「宇治玉露デニッシュ」の各アイテム。 敷島製パンは「緑茶飲料の市場では、『濃い味わい』と『高級感』をキーワードとしたものが多く出回るようになりました。また、近年の『和スイーツ』や『和カフェ』人気に伴い、お茶素材を使用した商品の人気が定着しています。当シリーズは、日本茶の最高級ブランド『宇治茶』の中でも『玉露』のみを使用しました。『玉露』は2週間茶葉に当たる光を制限するという手間をかけた栽培方法を採用。茶葉の旨み成分のアミノ酸を増加、渋みの成分のカテキを減少させることで出来た、渋みが少なく旨み、甘みに富んだ煎茶です。宇治玉露の豊かな風味と深い味わいを生かして、小豆や栗といった和素材とも組み合わせました」とPRしている。 |