卒業生に卒業証書を手渡す山本校長(右)。左は、総代の井上駿さん。 |
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東京製菓学校(山本圭一校長)は3月6日、東京・新宿区の同校で、同校パン本科の第29回卒業式を挙行した。男女24人ずつの合計で48人が卒業した。 山本圭一校長は「皆さんにとってこれからの世界は、まだ体験していない世界です。一抹の不安や心配があるのも事実でしょう。いろいろあっても、少なくても3年は続けてくさい。迷いが出てくることもあると思います。しかし、自分に見切りをつけず、長いスパンで見る余裕を持ってくだい。職場では、やる気を持って仕事をすることが大事です。やる気のない者は、自分で落ちていきます。やり通す忍耐力を身につけてください」などと式辞を述べた。 このあと、山本校長から卒業生らに卒業証書が授与され、さらに、努力賞が林瑠里さんに、日本菓子教育センター理事長賞が藤井美帆さんに、皆勤賞が阿部勝成さん、池田美雪さん、稲垣成美さん、犬塚歩さん、佐藤美雪さん、咸在承さん、樋口聡子さん、藤井美帆さん、松丸彩美さん、山村美加さんら10人に、それぞれ授与された。 卒業生を代表して、森山拓海さんが「この学校で得た技術と知識と経験、そして先生方や仲間たちとの思い出を胸に、社会で研鑽を積み、製パン業界の発展のために尽していく所存です」と卒業の言葉を述べた。 |