左から日清製粉グループ上席執行役員総務本部広報部長の稲垣泉氏、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー、日清製粉グループ代表取締役副社長の宮内泰高氏 |
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日清製粉グループ(東京都千代田区、村上一平社長)は、東京・千代田区の帝国ホテル牡丹の間で3月19日、「日清製粉グループ百十周年」の記念TVCM完成記者発表を、明日20日からの全国放映に先駆けて行った。 1900年に創業した同社は今年で110周年を迎える。110周年を記念した新CMを、劇場版アニメ「崖の上のポニョ」などを手掛けているスタジオジブリが制作した。 同社代表取締役副社長の宮内泰高氏は、「2年前からCSRの一環で三鷹の森ジブリ美術館ライブラリーに特別協賛している。今回当社の110周年を記念したCMの制作を、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーに打診したところ、ご快諾してくれた。世界的に評価されているジブリは、高品質で創造的な作品の提供により、幅広いターゲット層から支持を得られている。常に良いものをつくり、新しいことにチャレンジしていくという両者の共通の姿勢が、今回のCMに形となって表れていると思う」と挨拶した。 スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーは「仕事は縁だとつくづく思っている。ジブリとしてCM制作は、今まで依頼はあったが、今回が初めて。110周年という歴史は、『信頼』というイメージ。人々が期待を実現しているのだと思う。CMも皆様に愛されるものになって欲しい」と語った。 CMのキャラクターのネコは、鈴木氏が「あるとき思いついて書いた」もので、鈴木氏が『コニャラ』と命名している。 CMのコピーは「昔から、人と麦は仲良しだったんだよ」。曲は、森山良子さんと矢野顕子さんのユニット「やもり」の新曲「ただいまの歌」を起用。 TV放映のほか、今月20日から26日まで、東京と大阪の4箇所で大型街頭ビジョンでの放映も予定している。(詳細は月刊「ブランスリー」5月号へ) 参考WEBサイト http://www.nisshin.com/ |