昨日、午後店を空けていた時に
以前私がシェフをしていたホテルで部下
だった高山君から電話があったと伝言メモ
がデスクに貼ってありました。
私の部下だった彼は当時19歳、
私がホテルを辞めた数年後、彼も退職し、
恵比寿の超有名レストランのブーランジェ
として働き、スーシェフまで勤めました。
その後人気エッセイストがオーナーである
ワイナリーのシェフブーランジェそして、
現在は、京都の人気ﾍﾞｰｶﾘｰで忙しい日を
送っています。　
昨年暮れ、私は、京阪神のパン屋さんを
数件廻った折、彼が勤めるお店にも足を
運びました。　
オーナーのTさんにも会ってお話もさせ
て頂き、オーブンを担当していた彼にも
激励してきました。　
「そろそろ高山も30になるかな」などと
考えていた時、再度電話が彼からあり、
京都のお店を7月2日で退職したとの
ことでした。　
近いうちに東京に来るというので、
再会を約束して電話を置きました。
年に1度くらい、私が勤める店に彼は
顔を出します。
寡黙なので、私とはあまり話をしませんが、
私の部下たちと話すと、「僕は、
料理長（私の事）のパンが好きなんだなぁ」
と言ってくれるそうです。　
たとえ職場は離れても、弟子は、
いつまでも弟子ですね。　
成長した彼から、どんな言葉が
飛び出すのか、近いうち会う日が楽しみです。

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