「飾りパンミニ体験コーナー」では、学生らが指導して、主に子供たちが、花や動物などの形の飾りパンの成形の作業を体験した。 |
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日本菓子専門学校(遠藤徳貞校長)は11月3日、学園祭を開催した。パンや菓子の製造実演や、学生の作ったパンや菓子の作品の展示などが行われ、多くの来場者で賑わった。 同校製パン技術学科の学生らは、ミニクロワッサンやブリオッシュショコラなどの製造実演や、来場者に飾りパン作りを体験してもらおうと企画した「飾りパンミニ体験コーナー」などで活躍した。 パンの製造実演では、ミニクロワッサン、ブリオッシュショコラのほか、いちじくとくるみのパン、ベーコンエピ、ミニメロンパン、ダッチブレッドを来場者がの前で作って見せた。来場者は、間近でパンが作られていく様子を熱心に見詰めていた。焼き上がったパンは、来場者らに試食提供された。また、動物などの形の飾りパンの製造実演も行なわれた。 「飾りパンミニ体験コーナー」では、学生らが指導して、主に子供たちが、花や動物などの形の飾りパンの成形の作業を体験した。会場のあちらこちらで歓声があがっていた。 このほか、製菓技術学科の学生らによるショートケーキやロールケーキ、チョコレート細工、マジパン細工などの実演や、和洋菓子の販売などが行われ、終日多くの来場者で賑わった。 日本菓子専門学校製パン技術学科の橋本高広主任は「今日は朝7時から作業を始め、学生たちはかなり多くのパンを作りました。前日に仕込んだ生地などもうまく使って、タイミングよくパンが焼き上がったと思います。学生たちにとって、とてもいい経験になったと思います」と話していた。 |