心の音カテゴリ:ノンジャンル/2007年02月09日 Posted by yuiplan & yuikobo
築年数23年になる保育園のリニューアル依頼があり、現場を見にいった。入り口の位置変更・外装デザイン・園舎内部の使い勝手の再考・園庭の再考・設備更新・・・。まずは道路からじっくりと眺め、対話することから始める。地域・建物の息吹を感じ取るのだ。写真の鳩は、子供達が常に入室してくる打ち合わせスペースに飾られていた物。ある園児のお婆ちゃんが、着物などの端切れで作られたものらしい。作られた方の手の温もり、そして、真心の音を感じ取ることが出来た。
こういったものがあちらこちらに・・・。

「心の音」を、邪魔しないデザイン、そしてもっと響き渡る空間が、いいのでしょう。


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この記事へのコメント(2)
  • 投稿有難うございます。世の中の流れで仕方ないのかもしれませんが、行き過ぎと思えるほどのセキュリティーシステム、おりに囲まれた施設の数々。信州の保育園時代、皆と一緒に遊戯をするのが苦手で、よく脱走し、近くの川原で遊んでいると、農家のおじさんに捕まり、連れ戻されること度々。現代では、管理責任などを問われ、とんでもないことなのでしょうが、デザインという処方箋を使い、本質への回帰のため、一石、投じたいと考えております。素敵なアイディア・・・どしどしお寄せ下さい。
    Posted by【結工房・龍一郎】on 2007年02月10日
  • 「道路からじっくり眺め対話することから始め」この意識化があるから着物の歯切れから作られただろう写真の作りものの息吹が感じられるのだろうと思いました。
    こういいう感覚って大事にしたいですよね。
    神経の研ぎ澄まされたなかで感じ取ったものを大切にしたいそんな、忘れ去られたような意識だからこそ。
    Posted by【いっちゃん】on 2007年02月09日

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