 オーナーの杉山洋春さん |
 パン ダーチザン ニコラの「バゲット・ニコラ」 |
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Pain D’artisan Nicolas(パン ダーチザン ニコラ)の「バゲット・ニコラ」(180円)。 「ある講習会に参加して、ポーリッシュ法のフランスパンをやっていて、それがとても香りがよく、おいしかったんです。これだ、と思い、帰ってすぐに作ってみました。しかし、多分本捏のときにイーストを入れ忘れたのだと思いますが、生地がべとべとになってしまい、失敗したかなと思ったのですが、焼いてみると窯からなんともいえないいい香りがして、焼き上がった製品を試食してみると、すごくおいしかったんです」 同ベーカリーのオーナーの杉山洋春さんはこう話します。 このいわば失敗作の味と香りのよさに驚いて、味と香りはそのまま生かして、改良に改良を重ねた結果出来上がったのが「バゲット・ニコラ」なのだそうです。 前日にポーリッシュ種を仕込み、一晩熟成させたあと、次の日の朝、本捏からスタートすれば、2時間で焼き上がるといいます。味と香りは、ポーリッシュ種の中にすでにぎっしりと詰まっているのだそうです。 「ストレート法だと、仕込んでから焼き上がりまで6時間弱はかかりますので、朝一番で店頭に出すには、相当早くら作業を始めなければなりません。この意味で、ポーリッシュ法は、労働条件改善のためにも適した製法といえます」
パン ダーチザン ニコラ 茨城県守谷市松ヶ丘6丁目6‐1アクロスモール守谷内、電話0297‐21‐8132 |