ねむの木;花=夏の季語カテゴリ:庭の植物/2005年07月22日 Posted by yuikobo
 結工房の入口正面にある「ねむの木」は、白とピンクのほんわりした花をたくさんつけています。よくみると、「豆」もぶら下げていたことに気づきました!(いつの間に!?)その「豆」は、さやが平べったく、ちょうど「絹さや」のような姿をしています。
ねむの木は、マメ科の落葉高木。東北地方以南の山野に自生している植物です。葉は羽小葉が数十枚並んでつき、夜になると、小葉が手を合わせたように閉じて垂れ下がることから、まるで眠るようなので「眠りの木」そしてしだいに「ネムノ木」に変化したとのことです・・・。

 実は、漢字で「合歓(ねむ)」と書くということを私が知ったのは、恥ずかしながらごく最近のことでした。きっかけは、『結工房 田嶋宏行記念美術館』の展示企画を考案中の時。当館では、絵画だけではなく、田嶋氏が詠った俳句も随所に展示しています。氏が残した膨大な数の俳句を書き留めたノートから、毎月数点選んでいます。
 万葉の昔から「ネムノキ」は詠われていますが、田嶋氏の作品の中にも「ネムノキ」は多く登場します。「ねむの花」と書かれた俳句もあり、「合歓の花」と書かれたものもあります。
はじめは、「合歓(しかも、旧漢字です)って何て読むの?」どうやら夏の季語っぽいなと思い、自分の知識の乏しさを想像力でカバーしようと、いろいろな花を想像してみました。が、知識不足を再認識。一か八か、辞書で「合歓(ごうかん)」とひいてみたところ、あっさりと答えが出てきました。
合歓(ごうかん。ねぶ。ねむ。);ネムノキの別名。《季語 花=夏 実=秋》
 「ねむの花」は夏の季語、「実」つまり「豆」は秋の季語なのです。いつのまにか実っていた結工房の「ねむの豆」をみつけ、苦労(?)して得た知識を発揮できる!とばかりにウンチクを語る私でした。
因みに、8月の美術館の展示作品には「ねむの花」の一句が入っていますよ!E.I


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